ジョギング ダイエットの実践方法
一回でのジョギングで、できるだけ30分以上走り続ける事が効果的です。先ほどのリパーゼを活性化させるのに、ちょうど20分過ぎる頃から体温が上昇し始め、脂肪も燃焼し始めるのです。走り続けないと、効果があらわれてこないので、脂肪を燃焼させたい!!という方は30分頑張って走り続ける事をおすすめします。
スピードは必要ありません。マイペースで走ってください。逆にスピードを出してしまうと無酸素運動になります。有酸素運動をする為にはしっかりと呼吸が必要になるのです。有酸素運動をしない事には脂肪が燃焼されないのです。必ず走る直前、走り終えた直後に軽くストレッチ運動をしてください。運動をしないで走ってしまうと、足へ負担がかかりケガをする恐れがあります。
目線を真っ直ぐに向け、頭をしっかりと固定しあごを少し弾きながら走りましょう。目線はなるべく15〜20メートル先を見る感じで走ると良いです。肩の力は抜きましょう。肩に力が入ってしまうと、ひじが開き、肩こりの原因にもなるのです。肩の力を抜きリラックスした状態で、ひじを軽く曲げるようにし、手も軽く握って、腕は力を入れず自然に動かす事が大事です。
背筋を伸ばして走りましょう。背中を丸くしたまま走ってしまうと、呼吸が乱れ上手に呼吸ができなくなります。また、上半身を少し前に倒すような感じにし、腰を高い位置にするようにして下さい。足は、体を支えるほうのかかとに、重心をのせるようにしてください。しっかり地面を蹴り返しスムーズに進むように走りましょう。
効果的なジョギングダイエットの方法
走るときに、腹筋を意識してみて下さい。そうすると下腹に力が入ると思います。この状態で走ると、腹筋、腰回りが同時に鍛えることができます。また鍛える事によって、腰痛を防ぐ事ができるのです。腰痛は、椎間板が老化する事で腰椎への衝撃や負担が大きくなり発症します。下の腹に力を入れる事によって腰回りの筋肉が鍛えられて、腰・筋肉のバランスがよくなります。
筋肉には、白筋と赤筋があるのですが、ここで重要視されるのは持久力を与え基礎代謝を増加させている赤筋です。意識をする事で力を入れると赤筋が反応し、その中の脂肪が燃焼されるようになり効果が大になるのです。走る際に気をつけなければいけないのが、先ほど話した通り、『スピードを出さない事』これは逆に脂肪を燃焼するのではなく、糖質がエネルギーとして使用され、ダイエットの意味がなくなってしまうのです。
あと、着地の時にかかる足への負担について。運動もせずに急に走ってしまうと、ケガや事故の元になるので、しっかりと準備体操・ストレッチを十分に行なってから走る事が大切です。
初心者・高齢者の方は、初めのうち無理をしないで走る事が重要です。急に走る事によって、アキレス腱に炎症がおき、膝や腰等を痛めてしまう恐れがあるので、先ほどの通り、ストレッチ運動はしっかりと行なってください。
また、長時間走る為には、ウォーキングなどウォームアップをし、身体を十分に温めておく事も走る為の重要な一つです。身体を温めておく事によって、筋肉の温度も上昇し血液の流れもスムーズになってより身体を動きやすくしてくれるのです。
大量に汗をかき、これにより痩せるとたくさん着込んで走る方もいますが、これは勘違いなのです。
確かに、汗を大量にかくと、その分の水分が減少し一時的に体重が減りますが、これによって体脂肪が燃焼されているかと言うと、燃焼はされていないのです。厚着をして走る事よりも、長時間きっちりマイペースで走る事が体脂肪を減少させる要素なので、より安定したジョギング方法を計画してから走る事が、より効果的なジョギングダイエットになるのです。
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