こころの症状物事を何をするにもおっくうになる 集中力が落ち、仕事への意欲が低下する。 人に会いたくない、人と一緒にいたくなくなる ささいなことから不安に陥りやすい テレビがいつものように面白くない。 など からだの症状眠れない 食欲不振、何を食べてもおいしくない 頭重感、頭痛、めまい 排尿困難、性欲低下、女性では月経不順 体がだるい、疲れやすい など |
まじめで仕事熱心 几帳面でいつも何にでも完璧主義 仕事や家事を他人任せにできない 融通がきかない 他人の評価に対して過敏に反応する 自己否定的な考えをする など |
うつ病は治療を受ければ必ず治ります。 しかし、治療をしなければうつ状態が1年以上続く事もあります。 以下の3つが治療の基本です。 休養うつ病の患者さんは、まじめで責任感の強い人が多いので 「仕事を休んだら他の人に迷惑がかかる」 と休む事に難色を示しがちです。 しかし、こころとからだをゆっくり休ませる事が短期間で治療でき回復を早めます。 薬物治療うつ病の薬には抗うつ薬を中心に使われます。 現在では効果が高く安心して服用できます。 薬の副作用が疑われる症状(口乾、便秘、排尿障害、尿閉)が現れたら、 自分の判断で中断せずすぐ医師に相談しましょう。 症状がよくなったからといって勝手に服用を中止することも、 症状の悪化を招くこともああるので禁物です。 精神療法医師と患者が繰り返し面接を行い、悩みや不安を取り除いていきます。 医師やカウンセラーに相談することで考え方を少しずつ変え、 柔軟性をもつようになるこでをうつ病を治療したり再発を予防したりすることにつながります。 |
励ましは逆効果疲労しきった心と体にムチをうち、かえって負担になってしまいます。 「頑張って」などという励ましの言葉はよけいに患者さんを追い詰めます。 休養をすすめる、もしくは温かく見守ってあげましょう。 重大な決定をさせないうつ状態のときには、決断力が鈍って、優柔不断になっています。 退職、離婚、退学などの人生の重大決定をさせないように。 大きな決断を迫るのは患者さんを追い込みます。 また、病状が好転したあと、後悔するときがきます。 なによりも休養を優先無理に旅行、ドライブ、運動などに連れ出すのは禁物です。 (本人は気が晴れぬどころか、心身の疲労が加わるばかりで、病状がかえって悪化します。) うつ病の治療の基本はくすりと休養になります。 まずはゆっくり休ませて、患者さんのこころやからだに溜まった疲れをとってあげるようにしましょう。 薬は指示どおりに患者さんが症状の軽減やくすりの副作用に対する不安から、 自己判断でくすりの服用をやめてしまうことがあります。 指示どおりに服薬できなかったときは、主治医に報告して指示を受けましょう。 |
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