老後のために貯める。いつか使うために取っておく。使いすぎないように我慢する。
お金の話というと、だいたいこの方向になる。貯めることが正解で、使うことはどこか後ろめたい。そう刷り込まれてきた気がする。
でもこの本は、真逆のことを言っている。
「人生で一番豊かな状態は、死ぬときに残高がゼロになることだ。」
最初は冗談かと思った。でも読み進めるうちに、反論できなくなっていった。
お金は使って初めて、体験になる。体験は記憶になり、記憶は人生の豊かさになる。死んだ後に残ったお金は、自分の人生には一切貢献しない。
若いときにしかできない体験がある。体力があるとき、時間があるとき、特定の人と一緒にいられるとき。お金を貯め続けて、いざ使えるようになったころには、その体験ができる条件が消えていることがある。
貯めることが目的になると、使うタイミングを永遠に先送りし続ける。
使わないお金は、数字でしかない。
今日の1アクション
「お金があればやりたいけど、まだ我慢していること」を1つ書き出してみる。それが今の自分にとって現実的かどうか、一度だけ真剣に考えてみる。先送りにしている理由が、本当に合理的かどうかを。
「お金があればやりたいけど、まだ我慢していること」を1つ書き出してみる。それが今の自分にとって現実的かどうか、一度だけ真剣に考えてみる。先送りにしている理由が、本当に合理的かどうかを。
人生の終わりに後悔するのは、使いすぎたことより、使わなかったことかもしれない。
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